機械が行なってくれる作業の中にも職人の腕・技術が必要となる場面があります。それが、素材を設置する時の位置合わせです。表面を削りだした後に裏面を削る時、素材を機械に設置するのは手作業となります。それは1/1000mmの世界の作業です。この設置がしっかりと正確な位置に設置できないと良い部品は出来上がらないのです。
座標データを入力、プログラミングして部品を削り出していきます。
丸いものを加工する機械です。プログラミングによって外側、内側、側面を一度に加工することが出来ます。素材を一度に加工することによって、精度にくるいがなく作業ができます。
機械では作業の出来ない細かいものや、強度が弱い素材のものは今の時代でも手作業にて行なっています。近代化され、機械化の進む今日でも、最終的に必要となるのは人の手。手作業から全てが始まり、そして今日でも手作業にて最前線を走っています。
目、手にてユガミを探しながら、一つ一つの部品を生み出していっています。